無線 LAN に関係ある用語

AES
米国政府の次世代標準暗号化方式。WEPの脆弱性の原因の1つとされる暗号化方式の問題点を解決したさらに高度な暗号方式。現在でも解読方法は存在していません。最も安全な暗号化方式と言われています。

DS-SS
直接拡散の方式の一つで、デジタル信号を非常に小さい電力で広い帯域に分散して同時に送信が出来る。ノイズにも強く通信への影響が少ない。携帯電話で使われている CDMA 方式には、FH-SS と DS-SS と両者を混合したハイブリッド方式がある

IEEE802.11
IEEE (米国電気電子学会) で LAN 技術の標準を策定している 802 委員会が1998年7月に定めた無線LANの標準規格群の事。
2.4GHz 周波数帯を使った DS (直接拡散)方式、FH (周波数ホッピング)方式、赤外線方式が規定されている。IEEE 802.11 は、チャネルビットレート(通信速度)が 2Mbps である。

IEEE802.11a
5GHz 周波数帯を使用し、変調方式には OFDM 方式、MAC層は IEEE 802.11 と同様に CSMA/CA を採用しているのが特徴である。IEEE 802.11a ではチャネルビットレート(通信速度)が 36〜54Mbps で通信出来る。

IEEE802.11b
2.5GHz 周波数帯を使用し、変調方式には DS-SS 方式、MAC層は IEEE 802.11 と同様に CSMA/CA を採用している。IEEE 802.11b ではチャネルビットレート(通信速度)が 1〜11Mbps で通信出来る。ただ、2.4GHz は電子レンジと同じ周波数で干渉する場合もある。

IEEE802.11g
2.5GHz 周波数帯を使用し、変調方式には 5GHz と同様に OFDM 方式、MAC層は IEEE 802.11 と同様に CSMA/CA を採用している。IEEE 802.11g ではチャネルビットレート(通信速度)が 1〜54Mbps で通信出来る。IEEE 802.11b 同様に電子レンジと同じ周波数である為、干渉する場合もある。なお、54Mbps という最高転送速度は IEEE 802.11a と同じであるが、2.4GHz 帯は無線 LAN 以外の機器でも多数使用されている「混雑した」周波数帯となっているため、実際の転送速度は IEEE 802.11a よりも遅くなる傾向である。

PoE
PoEとは、Power over Ethernetの略称です。日本語で書きますと、電源給電機能と書きます。電源給電機能とは、1本のLANケーブルで通信と電源の供給をおこなう新しい機能です。電源を設置したりする必要が無くなります。電源給電機能はIEEE802.3af規格に準拠しているため、同規格に準拠した受電機器との互換性もあります。

Super A/G
米 Atheros Communications 社製無線 LAN チップを搭載した高速化技術の事。
「バースト転送モード」、「ファーストフレーム機能」、「リアルタイム圧縮/復元機能」の独自技術を搭載する事にスループットが向上される。

TKIP
無線LANのデータ暗号化方式であるWPAに用いられている暗号化プロトコル。暗号鍵を一定量のデータ転送するごとに変更する等の対策により、暗号強度を大幅に向上させております。

WEP
WEP(Wired Equivalent Privacy)とは、無線LANで送受信するデータを暗号化する方法。無線LANで送受信するデータは、無線受信機があれば第三者に傍受されてしまう危険性があるため、重要なデータの送受信には利用できませんでした。そこで送受信するデータを暗号化し、傍受されても解読できないようにするために共通鍵暗号方式のWEPが制定されました。

WPA
WPA(Wi-Fi Protected Access)とは、WEPよりも安全性が強化された規格。WEPでは、暗号化鍵が解読されやすいなどいくつかの脆弱性が報告されていたため、WEPの弱点を補強する新しい規格としてWPAが開発されました。WPAには、クライアントごとにユーザを認証する機能が盛り込まれ、従来の固定キーによる暗号化に変わり、キーを自動的に変更する強力な暗号化方式である「TKIP」を採用し、安全性を高めるように改善されています。

インテリジェントアクセスポイント
SNMP、RADIUS、IEEE802.1x/EAP(MD5/TLS/TTLS/MS-PEAP)など、管理/セキュリティに優れた機能を持つ、アクセスポイント。

ダイバーシティ
複数のアンテナで受信した同一の無線信号について、電波状況の優れたアンテナの信号を優先的に用いる技術。
多くのアクセスポイントや無線 LAN カードはアンテナを 2 本持ち、ダイバーシティ構造になっている。

スループット
機械が単位時間内に処理できる情報量のこと。
無線 LAN の場合、表記されている速度は理論値であり、実質的な通信速度ではないので、実質的に出る速度。と言う事で表記される場合が多い。

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